中学生でもわかる台湾問題 Ver5

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なぜ台湾の危機は日本の危機になるのか

ニュースでよく聞く「台湾有事(たいわんゆうじ)」。これは、台湾で中国との武力衝突や戦争が起きる可能性を示す言葉です。

でも――
「台湾で何か起きても日本は関係ないでしょ?」
と思っている人も多いかもしれません。

実はその逆で、
台湾の危機は日本の危機なのです。

なぜ日本にとって他人事ではないのか?
なぜ台湾情勢が日本の未来に直結するのか?

この記事では、
「台湾の危機 = 日本の危機」と言われる理由を、中学生でもスラスラ読めるように解説します。


台湾と日本は“とても近い”

まず最初に知ってほしいのは、
台湾は日本のすぐ隣にあるということです。

もっとも近い距離は、

台湾 ↔ 与那国島:約110km

これは東京から静岡までの距離とほぼ同じです。

もし台湾近くで戦闘が起きれば、
日本の海や空も確実に巻き込まれます。


台湾有事で日本に直接起きること(3つ)

日本政府はすでに、
「台湾有事は日本有事」と明言しています。

なぜそう言えるのか?
その理由は次の3つです。

① 日本の領土や基地が攻撃対象になる可能性がある

台湾有事でアメリカ軍は、日本の基地(沖縄・横須賀・嘉手納など)から出動します。

中国軍はこれを止めるために、
日本の基地をミサイルで攻撃する可能性があると専門家は警告しています。

攻撃対象になりやすい場所は、

  • 沖縄の米軍基地(嘉手納・普天間)
  • 横須賀(アメリカ海軍の拠点)
  • 航空自衛隊のレーダーサイト

などです。

つまり日本自身が「戦場」になるリスクがあるのです。

② 日本の海上輸送(石油・ガス)が止まる

日本は石油や天然ガスの90%以上を船で輸入しています。
その多くが、台湾のすぐ横の海(台湾海峡周辺)を通ります。

もしこの海域で戦闘が起きれば、

  • 石油が届かない
  • 電気を作れない
  • ガソリン不足
  • 物流が混乱
  • 工場ストップ

など、日本の生活が深刻な影響を受けます。

つまり台湾海峡が止まると、
日本のエネルギーが止まるのです。

③ 台湾の半導体が止まると日本の産業も止まる

台湾には世界最強の半導体企業TSMCがあります。

半導体(はんどうたい)とは、スマホ・パソコン・自動車・家電・医療機器など、あらゆる電子製品に必要な「頭脳チップ」です。

台湾が戦争で止まれば、

  • 車が作れない
  • スマホが作れない
  • 家電が作れない
  • 日本の工場が次々ストップする

といった事態になり、日本の経済に大打撃が走ります。

台湾の危機はそのまま、
日本の経済危機になるのです。


日本の自衛隊はどう動くのか?

台湾有事の際、日本は以下の流れで動くと考えられています。

● Step1:日本の領土防衛

沖縄・九州・本州へのミサイル防衛態勢を最大まで強化します。

  • PAC3(パトリオットミサイル)による迎撃態勢
  • イージス艦によるミサイル防衛
  • 戦闘機の緊急発進(スクランブル)

などが行われます。

● Step2:米軍を支援(同盟国としての役割)

アメリカ軍は日本の基地を使って台湾防衛に動くため、
日本は基地の提供や補給支援を行います。

これは、日米安全保障条約にもとづく日本の役割です。

● Step3:日本も戦闘に巻き込まれる可能性

もし中国が在日米軍基地を攻撃してきた場合、
日本は完全に「当事者」となります。

この場合、自衛隊は個別的自衛権(自国を守るための戦い)を行い、
日本の防衛のために戦うことになります。


日本の生活に起こる影響は?

台湾有事が起きると、日本の日常生活にも大きな影響が出ます。

● ガソリン・電気価格が高騰

エネルギーの輸入が止まったり減ったりすると、

  • ガソリン価格の高騰
  • 電気料金の上昇
  • 暖房費・燃料費の負担増

など、家計を直撃します。

● 物価が急上昇

半導体不足や物流の混乱によって、

  • 家電製品の値上がり
  • 車の納期遅れや価格上昇
  • さまざまな商品の品薄・値上がり

といった状況も考えられます。

● 観光業や貿易も大混乱

台湾や中国、東アジアとの航空便・船便が減ることで、

  • 観光客の減少
  • 輸出入の停滞
  • 企業活動の制約

など、日本経済全体にも大きなダメージが出る可能性があります。


なぜ台湾の危機が日本の危機になるのか(まとめ)

ここまでの内容をまとめると、台湾の危機が日本の危機になる理由は次の通りです。

  • 台湾は日本のすぐ近くにあり、戦闘が起きれば日本の海や空も影響を受ける
  • 日本のエネルギー輸入ルートが台湾海峡周辺に集中している
  • 台湾の半導体産業が止まると、日本の自動車・家電・電子産業も止まってしまう
  • 在日米軍基地が攻撃されれば、日本は直接の当事者になる

つまり、

台湾の危機は、日本の安全保障と経済、そして私たちの生活に直結する重大な問題なのです。


次回予告:中学生でもわかる台湾問題 Ver6

次回は、

「日本・台湾・中国の“本音”を整理する:3つの未来シナリオ」

をテーマに、

  • このまま「現状維持」が続く未来
  • 台湾がより独立に近づく未来
  • 武力衝突が起きてしまう未来

という3つのシナリオに分けて、台湾問題の行方をわかりやすく解説していきます。

台湾問題を理解することは、日本の未来を考えることにもつながります。

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