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第7回 メンタルケアシリーズ 「気を使いすぎて疲れる人」の心理と境界線(バウンダリー)の作り方|“いい人”のまま自分をすり減らさない方法(体験談+実践ワーク)

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「断れない」「頼まれると無理をしてでも引き受けてしまう」
「人の顔色ばかり気になって、いつも自分が後回しになる」
「周りからは“優しい人”と言われるのに、心はいつも疲れている」

――そんな経験はありませんか?

それは性格が弱いからでも、気が利きすぎるからでもありません。
多くの場合、

“自分を守る境界線(バウンダリー)” が曖昧になっているだけなのです。

この記事では、

  • 気を使いすぎてしまう人の心理背景
  • 断れない・抱え込みすぎてしまう理由
  • 筆者自身の体験談
  • 今日から実践できる境界線(バウンダリー)の作り方

を、やさしい言葉で解説します。

気を使いすぎてしまう人の心理(深掘り)

① 断ったら嫌われるのでは…という「対人不安」

  • 頼まれごとを断る=関係が壊れる気がする
  • 「申し訳ない」が真っ先に浮かぶ
  • つい自分より相手を優先してしまう

背景には承認欲求(嫌われたくない気持ち)が働いています。

② 「役に立つことで価値がある」という思い込み

  • 誰かの役に立つ=自分の存在価値
  • 頼られると嬉しいが、無理を重ねてしまう
  • 断る=「冷たい人」になった気がする

優しさと自己犠牲が混ざり合った状態です。

③ 衝突やトラブルを極端に避けようとする回避傾向

  • もめるくらいなら自分が我慢すればいい
  • 意見を飲み込んで空気を読む
  • その結果、心に小さなストレスが積み重なる

「平和を守る力」が強い人ほど疲れやすいのです。

体験談:頼まれるたびに笑顔で引き受けて、家に帰るとぐったりしていた頃

以前の私は、

  • 仕事でもプライベートでも頼まれごとを断れず
  • 予定はどんどん埋まり
  • 自分の時間はどこにも残っていない

それでも、

「断るのは悪いこと」「私が我慢すれば丸く収まる」
そう思い込んでいました。

しかしある日、心も体も限界を迎え、ようやく気づきました。

相手を大切にすることと、自分を後回しにし続けることは違うのだと。

そこから私は、少しずつ境界線(バウンダリー)を学び始めました。

境界線(バウンダリー)とは何か?

境界線とは、

「ここから先は自分の領域」「ここは相手の領域」
という心の線引きのこと。

  • 自分の感情・時間・体力・価値観は「自分のもの」
  • 相手の感情・期待・評価は「相手のもの」

境界線は冷たい壁ではなく、自分と相手を守るクッションです。

今日からできる「境界線の作り方」5ステップ(実践ガイド)

STEP1|まずは「自分の感情」を最優先で認める

  • 嫌だな・疲れるな・しんどい → その感覚は正しいサイン

我慢ではなく“気づくこと”が第一歩です。

STEP2|すぐ返事をしない「保留フレーズ」を持つ

  • 「一度考えてから返事します」
  • 「今日は予定を確認させてください」
  • 「いまは難しいので、また別の機会に」

時間をつくる=自分を守るクッションになります。

STEP3|自分が受けられる「限度ライン」を具体化する

  • ここまでは手伝える/それ以上は難しい
  • 期間・回数・時間を数字で決める

境界線は曖昧さを減らすほど守りやすいものです。

STEP4|「NO」をやわらかく伝える練習をする

断ることは「拒絶」ではありません。

  • ❌ 人を否定する
  • ⭕ 依頼だけを断る

例:「今回はお受けできません」「今の状況では難しいです」「ほかの方にお願いできますか?」

短く・感情を足さず・説明しすぎないのがコツ。

STEP5|罪悪感が湧いたら「言葉で上書き」する

  • 「断る私は冷たい」→ 「自分の時間を大切にしているだけ」
  • 「嫌われたかも」→ 「相手の感情は相手の領域」

罪悪感は“古い価値観の名残”の場合がほとんどです。

シーン別:境界線が必要になる瞬間と対処

  • 仕事: 追加業務を当然のように振られたとき → 「ここまでなら対応できます」と範囲を提示
  • 友人関係: 愚痴や相談を長時間聞き続けてしまう → 時間を区切り「今日はここまで」
  • 家族: 何でも自分が担ってしまう → 役割を共有し、できないことは「できない」と伝える

ポイントは「責任の所在を分ける」ことです。

ミニワーク:あなたの境界線を書き出してみよう

  • 体力的に無理なラインは?
  • 心が疲れるパターンは?
  • どこからが「相手の問題」?

書き出すことで、
守るべきラインが“見える化”されます。

まとめ:やさしさと自己犠牲は同じではない

気を使えることは大きな強みです。
しかし、

自分をすり減らしてまで続けるやさしさは、いつか心を傷つけてしまいます。

  • 自分の感情を尊重する
  • 境界線をつくる
  • 無理を「しない勇気」を選ぶ

それは冷たい選択ではなく「自分と相手を守る選択」です。
少しずつで大丈夫。あなたのペースで、境界線を育てていきましょう。

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🟡 メンタルケア連載シリーズ
心がちょっと疲れたときの「考え方・整え方」を、体験談+実践ワーク形式でまとめています。

第1回| 人と比べてしまって疲れる人の特徴と対処法

第2回| 自己肯定感が低い人の口ぐせ・回復トレーニング

第3回| 完璧主義でしんどい人へ |頑張りすぎ思考をゆるめる方法

第4回| HSP気質・繊細さんが疲れやすい理由とラクに生きるコツ

第5回| ネガティブ思考を止める3つの習慣

第6回| SNS疲れ・情報疲労とデジタル・デトックス

第8回| やる気が出ない・何もしたくない日の心の整え方


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