2025年から本格的に施行された「スマホ新法」。 ニュースでは聞くけれど、「結局、私たちのスマホ操作に何が影響するの?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、iPhone・Androidを使う一般ユーザーにどんな変化があるのかを、専門知識なしで理解できるように解説します。
目次
スマホ新法とは?ざっくり言うと
スマホ新法の正式名称は
「スマートフォンにおいて利用される特定ソフトウェアに係る競争の促進に関する法律」です。
簡単に言うと、
- 特定の巨大IT企業だけが有利になりすぎないようにする
- ユーザーが自由に選べる環境を作る
- アプリや決済の競争を促す
という目的で作られた法律です。
なぜスマホ新法が必要だったのか
これまでのスマホ環境では、事実上の「固定ルール」がありました。
- iPhoneはSafari・App Storeが基本
- AndroidはChrome・Google Playが基本
- アプリ内課金はストア経由が原則
これは便利な反面、選択肢が少なく、価格やサービスが競争しにくいという問題もありました。
そこで国が介入し、「もっと自由に選べるスマホ環境にしよう」と定めたのがスマホ新法です。
スマホ新法で何が変わる?【ユーザー視点】
① 初期設定で「ブラウザ・検索エンジン」を選べる
スマホを初期設定したり、OSをアップデートした際に、
- どのブラウザを使うか
- どの検索エンジンを使うか
を一覧から選択する画面が表示されるようになります。
「最初から入っていたから使っている」状態から、
「自分で選んで使う」スマホへ変わります。
② アプリストアの選択肢が増える
これまでは、
- iPhone → App Storeのみ
- Android → Google Play中心
でしたが、今後は第三者が提供するアプリストアも利用可能になります。
ジャンル特化型ストアや、手数料が安いストアが登場する可能性もあります。
③ アプリ内課金の支払い方法が増える
アプリ内での支払いが、
- ストア経由の課金
- 公式サイトでの外部決済
から選べるケースが増えます。
その結果、料金が安くなる可能性もあります。
iPhoneユーザーへの影響
iPhoneでは、Apple独自ルールの一部が緩和されます。
- App Store以外の選択肢が広がる
- 外部決済リンクが増える
- 他社アプリとの連携制限が緩和
「iPhoneは自由度が低い」と感じていた部分が、徐々に改善されていきます。
Androidユーザーへの影響
Androidはもともと自由度が高いですが、スマホ新法により、
- 検索・ブラウザ選択が公式ルールとして必須化
- Google優遇の仕組みが弱まる
より公平な選択環境が整います。
ユーザーにとってのメリット
- アプリやサブスク料金が下がる可能性
- 自分に合ったスマホ環境を作りやすい
- サービス競争による利便性向上
結果として、「安く・便利に・自分好みに」使えるスマホに近づきます。
注意点も知っておこう
自由度が上がる一方で、
- 非公式アプリの安全性
- 外部決済サイトの信頼性
など、ユーザー自身の判断力も重要になります。
「よく分からない場合は、今まで通り公式ストアを使う」でも問題ありません。
まとめ|スマホは「選ばされる時代」から「選ぶ時代」へ
スマホ新法は、スマホを難しくする法律ではありません。
・選択肢を増やす
・競争を生む
・ユーザーの立場を強くする
そんな変化をもたらす法律です。
これからは、スマホを「完成品」として使うのではなく、
自分に合う形に育てていく道具として使う時代になっていくでしょう。