物価高、将来不安、収入の伸び悩み。多くの人が「お金を使わない生活」を意識するようになりました。
しかし現実には、
- 節約しているのに気持ちが荒む
- 我慢ばかりで生活が楽しくない
- 「これで合っているのか?」と不安になる
という声も増えています。
ここで一度、立ち止まって考えてみてください。
生活の満足度は、本当に「お金の量」で決まっているのでしょうか?
答えは、多くの場合 NO です。
目次
結論|満足度を決めているのは「お金」ではなく3つの感覚
数多くの事例を見ていくと、生活の満足度を左右しているのは次の3つだと分かります。
- 時間に追われていないか
- 他人と比べすぎていないか
- 日常を雑に扱っていないか
この視点を持って、具体的な事例を見ていきましょう。
事例①|30代会社員Aさん「節約をやめたら満足度が上がった」
Before|節約=我慢で、心がすり減っていた
- 外食を禁止
- 趣味を我慢
- 「使わないこと」が正解だと思っていた
結果、出費は減ったものの、
「毎日が作業みたいで、楽しくなかった」と感じるようになりました。
After|お金ではなく「時間の扱い方」を変えた
Aさんが変えたのは、次の3つだけです。
- 残業後のダラダラSNSをやめる
- 休日に予定を詰め込まない
- 夜10分、何もしない時間を作る
学び:満足度を下げていた原因は「支出」ではなく、“心の余白がゼロだったこと”。
事例②|40代主婦Bさん「SNSを減らしただけで気持ちが安定」
Before|他人の生活と比べて疲れていた
- 外食・旅行・おしゃれな暮らし
- SNSを見るたびに落ち込む
「うちは何もできていない気がする…」
After|比較をやめて“自分の生活”に戻った
Bさんがやったことはシンプルです。
- SNSを見る時間を1日30分減らす
- 朝のコーヒーをゆっくり淹れる
- 15分の散歩を日課にする
学び:満足度を奪うのは「お金不足」ではなく、“比較し続ける習慣”。
事例③|20代一人暮らしCさん「同じ食事でも満足度が変わった」
Before|ながら食べで「食べた気がしない」
- スマホを見ながら食事
- 味を覚えていない
After|向き合い方を変えただけ
- 食事中はスマホを触らない
- 5分だけ味に集中する
「同じご飯なのに、ちゃんと満たされた」
学び:満足度は 「何を食べるか」<「どう食べるか」。
事例④|50代夫婦Dさん「物を減らしたら、家が落ち着く場所に」
Before
- 使っていない物が多い
- 家にいると疲れる
After
- 1年以上使っていない物を手放す
- 見るたびに気分が下がる物を処分
「何も買ってないのに、気持ちが軽い」
学び:満足度は“足す”より、“減らす”ことで上がることもある。
事例⑤|アルバムが教えてくれた「すでに持っていた豊かさ」
実家で見つかった古いアルバム。
- 子どもの頃の写真
- 若い頃の両親
- 昔の家族旅行
「お金はなかったけど、楽しかったね」
学び:豊かさは、後から“思い出の中”で実感されることも多い。
実践編|今日からできる「満足度を上げる3ステップ」
STEP1|1日の中に“何もしない10分”を作る
予定の隙間に10分だけ「何もしない時間」を置いてみてください。脳と心が回復し、イライラや焦りが減ります。
STEP2|比較の入口(SNS・広告)を1つ減らす
比較が増えるほど「足りない感」が増えます。まずはSNSの閲覧時間を少しだけ減らすのがおすすめです。
STEP3|日常の1シーンを丁寧に扱う
食事・散歩・入浴など、いつもの行動を“丁寧にやる”だけで満足度は上がります。
まとめ|満足度は「買い足すこと」で上がらない
- 大きなお金は使っていない
- 生活レベルも変わっていない
- それでも「満足度」は確実に上がっている
生活の満足度は、
「もっと持つこと」ではなく「今あるものを、ちゃんと感じること」で上がります。
まずは今日、10分立ち止まる、1つ比べるのをやめる。
そこから、お金に振り回されない“静かに満たされる暮らし”を始めてみてください。